2018年10月31日水曜日


10月ももう今日で終わり...。


ご報告が遅くなりましたが、
17日まで開催しておりました個展は、無事に終了しました。
沢山の皆様にお越しいただき、また作品をお求め頂き、本当にありがとうございました。
また、開催までに色々協力や応援くださった友人知人、
そしてギャラリーkamokamoの鴨下先生、お世話になりありがとうございました。

久しぶりの個展では、新しい出会い、懐かしい出会い
どちらも楽しく六日間があっという間に過ぎて行きました。

反省点、良かった事、色々...書ききれない想いが有り過ぎて
何を書いていいのか...。

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ずっとこの仕事(制作)を続けて、
時間が掛かっても地道に発表なりをし続ける
その中から解る事、得られる事が沢山あると。
それ(経験値)が自分にとってのご褒美でもあり課題なんだと...。


I appreciate those who cooperated in photoography.

2018年10月9日火曜日


由仁町のギャラリー ・テトテトさんでの企画展「台所のぐるり展」は
昨日の8日を持ちまして会期終了しました。
お越しいただいた皆様、お買上げ頂いた皆様、ありがとうございました。

冬期間は休業されるテトテトさん、年内は11月4日まで営業との事。
作品は、それまでの間も常設で展示販売させていただく予定でおりますので
これからの紅葉シーズン、ドライブがてらお立ち寄りいただけたらと思います。

場所:gallery teto2 (ギャラリー テトテト)
由仁町山桝 995 / tel:0123-86-2969



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(画像クリックで拡大します)

そして、札幌のギャラリー・カモカモさんでの個展は
とうとう今週13日(金)からスタートします。

友人、知人に色々協力やアドバイスしていただいたり
励ましてもらったりしながら・・・。

どうして染織作品じゃないんだ?とか、何がやりたいんだ?と
言われたりしつつ・・・笑(自分でも、なんだかよく解りませんが、笑)

完成した作品を見たら、簡単に出来るものの様に見えるかもしれません。
既に、そこに在る物と同じ物を創るのなら。
けれど、何もない所から、テーマに沿った物を幾つも考えて作る事
誰の真似でもないものを作るのは
やっぱり毎度大変で(当たり前だけど。でも楽しくも有り)
色々な方向から、沢山の事を考えて手を動かしての繰り返しで・・・。
途中、自分でも「大丈夫か?」と不安になる事も暫し・・・。
そんな山超え谷超え作った物達。
どんな評価をみなさんからいただけるかは解りませんが
自分ワールド(自分の世界観!?)なものが出来たかな〜と。
(美術、工芸品のような評価もないバッグなのに大袈裟かもしれませんが)
・・・

クラフト、ファッション、アートの中にも流行のような流れが有る様に思います。
北海道は、東京(本州)ともまた好みやセンスが微妙に違うとも感じます。
自分の創ってるものや好きな感じ、興味などは、みんなと同じじゃなくて
(王道ではなく)少々!?界隈の世間(時勢)の流れからはズレてたり
小数派かもしれませんが!?そのズレ感(はずし)が私には結構大事な
ポイントな気がするし、それが自分なので仕方が無いですね、笑。
自分の世界観、雰囲気を持っている人の中に素敵だと思うものを感じるので
いつか自分もそうなれたらいいなと思っています。
・・・話が逸れましたが、
大好きな十月!芸術、読書、味覚の秋。
色々な行事が有って、みなさんお忙しい時期かもしれませんが
是非、私の個展へもお越しいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

2018年10月4日木曜日


10月になりました。
個展までもう少しです!

作品の方は無事なんとか!作り終えて、こまごまとした準備をしています。
ほんとはもう少し作りたい気もするのですが…。
バッグのキャプション(ネームタグ)も作りました。
今回、作品に名前をひとつずつつけてみました。
タグも一つずつ手作り。

DMにもバッグ名を全て載せましたが
「Cloud」は → 雲 とか、「Wave」は → 波 とか…
普通にこの辺りは解ると思うのですが。

「Scarpa」「Peano」「French window」「Euclid」…
何ですかそれ??って名前も色々あります。
誰か、解ってくれる人が居たら嬉しいな!

ちなみにDM写真に使われているバッグは「Archi」と「ヘリンボ」。

アーキ(Archi) は、アーキテクト(architect)とか、アーキテクチャ(Architecture)を
勝手に略してみたもので、建築者とか建築物と言う意味。
建物、ビルの側面の様な奥行きを感じる立体的なデザインです。

ヘリンボは、ヘリンボーン(herringbone)という織り模様の名前を
こちらも勝手に略して命名。
開きにした魚の骨に似た形状から、ニシン(herring)の骨(bone)という意味。
日本では杉綾模様と呼びますので、杉の木にも見えてくるデザインです。
そんな、織り模様に使われるデザインをステッチしてみました。

現代美術、哲学、幾何学、自然...色々なもののカタチからヒントを得て
名前とデザインを考えるのは面白かったです(難しくもあったけれど)。
名前が先だったり、ステッチのデザインが先で名前は後で考えついたり。

バッグの展示というと、女性の人しか見て貰えない感じがするのですが
本当は男女問わずに、バッグとしてだけではなく、
デザイン物(ぶつ)として、アート作品のような感じで
ステッチやピースのデザインを見てもらえたら嬉しいのですが…。

現代美術や建築、哲学、自然...色んなモノのカタチからのイメージや想像で
名前をつけましたが、名前にとらわれずに見たり、見る人によってそれぞれ
違うカタチにも見えてくるデザイン(カタチ)である、というところも
また楽しいかなぁ〜と思いながら考えて作りました。

連続する技法(ステッチ、ピースの繋ぎ合わせ)を使って
連続するデザイン(模様)モチーフをグラフィカルに。




(DM画像、クリックで拡大します)