2015年1月29日木曜日


Plant Dreaming Deep

夢見る思いを深く植えよ

よりも

夢見つつ深く植えよ

の方が

やはり素敵

と、思うのです

同じ様で、同じじゃない

日本語の語感の面白さ です。


2015年1月27日火曜日


織っている時、経糸はぴんと張られた状態。
機から下ろすとテンション(緊張)が弱まる。(写真上↑)
伸縮性の有る糸は縮もうとし、伸縮性の無い糸はまだテンションが残っている。
糸の伸縮率の違いを上手く利用して、動きの(立体感の)有る布を織る。
伸縮する糸としない糸をどれくらいの密度と比率で、経緯に使うか。
バランスが悪いと、上手くしぼ(縮み)が現れなかったり、逆に強過ぎたりする。
機に掛ける時や織る時も伸縮性の有る糸と無い糸、
相反する性質の糸の作業を同時に進めるのは少々手間と言うか気を使う。
(例えば、引っ張らない状態で計った1mの糸の場合、
伸縮性のない糸は引っ張っても1mに変わりないが、
伸縮性の有る糸は引っ張ると1.3mに伸びてしまうので、
機に結びつけたり巻き取る作業や、糸を均等なテンションで織る事は厄介だ)
そして織っている時は、どの程度のしぼ具合なのかは解らない。
織り上がったら今度はフサの始末などをしてから
布をお湯に入れ、縮絨という作業をする。
ゆらゆらお湯の中をくぐらせると、糸達は自分の収まりたい所へ行く。
テンションも無くなり糸は膨らみをもち柔らかくなる。
伸縮性の有る糸は縮む。
そうして乾燥させて、やっと本当の布の表情が現れる。
(凶と出るか吉と出るか!?あー、神様、仏様!と、何故かいつも祈る思い!笑)

 ※しぼの有る織布
繊維(素材)が元々持っている性質(伸縮性の違い)を生かす方法、
糸の撚りの回転数を上げて作られた強撚糸で織る方法、
そして撚糸の撚り方向(Z撚、S撚)と、その組み合わせによっても
現れるしぼの動きが異なる。

しぼの有る織布は、見た目の立体感が面白いだけではない。
例えば首にストールを巻いた時、布同士が重なり合う。
凸凹の少ない滑らかな布に比べると(ひたっと冷たい感じ)
布の表面が凸凹している事で、そこに空気の層が保たれて
薄い布でも暖かさを感じると思われる。(ふんわり感)
厳密に言うと、織の組織
(平織りや綾織りなど糸の重なり具合の違い。肌への接地面積が変わる)
繊維の種類(動物性or植物性)
スケール(髪のキューティクルの様なもの)の向き、
クリンプ(縮れ)具合、油分の量などなど
他にも色々な物が作用している!

日本では、縮緬(ちりめん)の着物や風呂敷が、しぼの有る織布の代表。
織布ではないが、エンボス加工の有るトイレットペーパーを考えると、
見た感じが、縮緬っぽい。
エンボス加工のないペーパーより、なんとなく水分吸収率が良い様な、
また、ソフトな肌触りに感じたりと、
しぼのある布と似た効果が感じられるなぁと思いながらいつも使う。
(エンボス加工:型を押し付けて浮き出し模様をつける)

2015年1月26日月曜日


This morning of my studio



Purple and flax color and a little yellow



 Cute Gingham Check

2015年1月21日水曜日


Mt.McKinley 辺りの上空と思われる写真 / (Anchorage → London) 1989年

2015年1月20日火曜日

夜遅くになると、暖房の効いた部屋の中でも
冷たい空気がずんずん押し寄せてくるのが解ります。
そんな晩は、あぁ翌朝はまた−10度超えかな、と思う。
そして今朝の気温、−12度...。

昨晩、メイ・サートンの日記を読んでいて、
それが丁度、1月頃の日記のページだったのですが
朝の気温が、零下29度などと書かれている!
零下18度の日には「いくらか暖かい」と書かれている。
そりゃぁそうでしょうね。
朝起きる度に、鳥かごの中の鳥が凍死しているのではないか?!とか、
水道管が凍るのが心配で、蛇口からお湯を出したまま寝たとか、
恐ろしく寒い様子なのです。
彼女が暮らしていたアメリカ、ニューイングランド地方の
ニューハンプシャーと釧路を調べてみたら、
どちらも同じ北緯42度。そうなんだ...。

この本(日記)が書かれたのは1960年代後半頃なので、
今はこれ程、気温が下がる事はないのだろうか?
(釧路市のこれまでの最低気温記録−28℃)

メイ・サートン曰く「寒さとは疲労困憊させるもの」。
確かに。

〜1月平均最低気温〜(wikiより)
東京:-0.9℃
札幌:-7℃
釧路:-10℃
アメリカ、アンカレッジ:-11℃
ロシア、オイミャコン:-50℃!!

このオイミャコンの気温を見たら、
心なしか釧路の−10℃が、暖かく感じる様な、感じない様な...。

2015年1月18日日曜日

昨日は、雪、そして雨。
最近、こういうパターンが多くて嫌です。
(気温が低いので、道路状況が劣悪に)



昨日、出かけた先で偶然観たテレビCM。ぼんやり眺めていると、
確か...ほんの数秒程、VWか何かのCMのバックに、
Nina SimoneのMy baby just cares for me が。

曲の中に、

Liz Taylor is not his style
And even Lana Turner's smile
Is somethin' he can't see
My baby don't care who knows
My baby just cares for me

「〜リズ・テイラーは彼のタイプじゃないし
そしてラナ・ターナーが微笑んでも
彼の目には入らないんじゃないかな

〜彼(My baby)が気にかけているのは、私の事だけ...」

ここのフレーズのところが可愛い。
前奏のピアノからしてなんだか可愛いくて好き。
テレビなんてうんざりだなぁって思っていたら
このピアノのリズムが聞こえて来て...
にっこりになる。

2015年1月15日木曜日


届いた糸達、その3

All the way from Sweden...

2015年1月14日水曜日


届いた糸達、その2

ブルーとピンクのコーンに巻かれたリネンの糸3kg

from Lithuania... 

2015年1月13日火曜日


届いた糸達、その1

むぎゅぅ...。

2015年1月4日日曜日


新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

みなさま、楽しいお正月、お過ごしでしょうか。

私は年末に郵便局でいただいた富士山切手カレンダー、
(富士山の古い切手1949~1986年発行の中から毎月一枚ずつ載っている)
を工房に張り、めでたいなぁと、ちょっぴりお正月気分。

今年も相変わらずの話題でぼちぼちブログ綴っていきますので
よろしかったらまたお付き合い下さい。

素敵な2015年になりますように!