2018年1月27日土曜日


あっという間に一月も最終週...。

これを作ろう、試してみよう、色々...本当に色々試行錯誤。
そんな簡単に思っている様なものが作れたりする事はない。
しまいには、考え過ぎて?!訳が解らなくなったり。
考えるのを時にはやめてみたり。
そんなこんなしつつ、ふとした小さなきっかけで、また動き出す事も。
今度こそ、イメージしているものを表現できたらいいな、と、いつも思いながら。
最初は上手く行かなくても、踏ん張って投げ出さずに続けて
とにかく、こつこつ手を動かすだけ。
もやもやと、ずっと頭の隅にあることをカタチにしたいです。

 長く深く追求出来るもの程、何処かに知力を要求するところがあるだろう...


こんな私に、頑張って、楽しみにしてる、応援してるよと、声をかけてくれたり
アドバイスや材料や知恵をくださったりする方達がいて
いただくばかりな感じで、何も応えていない自分がもどかしいけれど
それでも気に掛けていてくれる人がいるというのは
なんてありがたい事だろうと思います(ToT)
とにもかくにも、二月も頑張ります。

写真:
届いたお手紙に貼られていた可愛い切手
何の植物か解りませんが、もしかしてイチイ(北海道で言うオンコ)かな?
イチイ...この植物が内包している色が好きです。

2018年1月15日月曜日



昨年は余り多くの本は読めませんでした、が
少ない中から良い本に出会えたり、昔読んだ本を改めて読んだりも。
ただ…読みかけの本が沢山になってしまって
今日、恐る恐る数えてみたら13冊程に。
まだ読んでいない本(積ん読)に至っては…(書けません!)
(気の赴くまま、あれこれ読むのはいかがなものか)
これはなんだか、余り良い状況じゃない気がしてきました。
多分、途中まで読んだものも内容を忘れてるにきまってる!

今年は手元の読みかけ本を読破すべき!
あぁしかし...きっと、また新たに欲しい本に出会ってしまうのだろうな〜
最初から弱気ですが、笑
今再読中のページの中に、まさしくな場面が…。
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子供のとき、日曜にはある種の本を手にすることが許されていた。
普段ぞんざいに扱うというので禁止されていた本で、たとえば
立派な挿絵のある本や有名な作家のかなり豪華な版
あるいはただ大きさのゆえに特別な注意を要する本などであった。
ありがたいことに、これらの本は文学の中でもかなり高級なものであった。
そのため、私の心の中には安息日と、詩や散文の大作家の名前との間に
一つの繋がりができ上がることになった。

私は日曜日の幾ばくかをこういった褒めた事ではないが、ともすれば
すぐほうり出しがちな本を読んでゆっくり過ごしたいと思うようになっていた。
つまり、こういった本はわれわれが余りによく知りもし、愛しもしているので
それが口実ともなって、かえっていい加減になってしまい
新しさの魅力をもっている新刊にはかなわないという訳である。
ホメロスとウェルギリウス、ミルトンとシェイクスピア…。

これらの本を心の伴侶とする特権を求めるのにふさわしいと私が感じるのは
今でもなお日曜日なのである。というのは、不朽の名声で飾られた
これらの偉大な詩人たちは、生活の苦労に追いかけられるみたいに
慌ただしく接しようとする人間にはそっぽを向いてしまうからである。
ゆうよう迫らざる態度、平和そのもののような落ち着いた思索こそ
この場にふさわしいのだ。私は多少儀式ばって本をあける。

読みつづけている間、邪魔がはいることはまずない。
紅スズメのさえずり、蜜蜂のうなり声…これが私の聖所のあたり一帯に漂う音なのだ。
ページをめくる音さえほとんどしないのである。
G.G
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日曜日の読書はかくありき! 深く共感いたします。笑

今年はどんな本との出会い、読みかけの本の結末が待っているか...愉しみ。


2018年1月13日土曜日


突然思い出して古いセーターを出してきました。
高校生の頃、お小遣いで頑張って買った
コム・デ・ギャルソンの、何の変哲もないただの丸首の茶色のセーター。
何と物持ちの良い!笑
茶色を着こなす素敵な大人に憧れていて...
茶のコインローファーも、いつもお手入れをして履いていました。

高校生の頃の服なんて、とっくに処分してしまったけれど、
このセーターは何故かずっと捨てずに、でも随分長い間着る事もなく、
衣装ケースの奥底に仕舞い込んでいました。

シルクのスカーフは、10代〜20代の頃よく使っていたアンティークのもの。
サーモンピンク、茶、白、薄いペパーミントグリンの斜めのライン、
この色合いがクラシックな感じでとてもお気に入りでした。

古着のジーンズ。沢山のジーンズの中で一番お気に入りの一本。
でももうこれ以上履くと、すり切れが心配で、勿体無くて履けない。

靴は、ジャックパーセルの白のスニーカーがいいかな!

小学生の頃、素敵な知り合いのお姉さんに買ってもらった、
大人ものの、トラッドな茶系のストライプ柄の
ボタンダウンシャツというのも持っていて、ついこの間まで着ていた!
とうとう襟の折り返し部分がすり切れてしまったけれど、捨てられず。
すごくしっかりした生地と仕立てで、ちょっと小さかったけれど随分着ました。
きっとこのセーターの中に合わせて着たら良かっただろうな。

今見ても好きな物、変わらないです。
仕舞っておかずに、これからも大事に使いたいです。
茶色を素敵に着こなせる、大人の女性になれたかどうかは謎です...
余り中身は変わっていない様ですから。


2018年1月12日金曜日




寒い日が続いていますね。
冬の間、編み物や何か...手仕事をして過ごされているでしょうか。

時々お問い合わせがあるので、改めて毛糸の事を書いておきたいと思います。

スウェーデン製の毛糸各種(オステルヨートランド羊毛紡績)
工房にて通年で取り扱っています。

・単色&ナチュラルカラー全27色(合太)〜100g / ¥2,900-
・ぼかし染め 5色(合太~中細)〜100g / ¥3,400-
・多色染め 13色(合太~中細)〜100g / ¥3,900-

その他、極細の糸、三本撚りの糸、
毛糸の色見本(カラーコピーです)
三國万里子さん(編み物作家)の本も取り扱っています。

スウェーデン製の良質なウール100%、北欧らしい綺麗な発色の毛糸で
編み物、織物どちらにも使用出来ます。(1綛〜100g/約300m)
オステルヨートランド羊毛紡績の毛糸は、余計な化学処理などをせず
羊毛が本来持つ特徴 ”保温性・汚れ難さ” などを残す様に
丁寧に作られています。そのため、一般の手芸店に流通する程の量を
生産できませんが、品質の良い毛糸をという信念でご夫婦で作られています。

工房では実際に毛糸をご覧になって購入していただけます。
全種類、全色お出ししますので、ゆっくりお選びいただけます。
お店の様に常設で陳列展示はしていませんので、
ご希望の方は、事前にご連絡ください。

工房
釧路市新富町(釧路駅北側より徒歩8分)
0154-24-0733(米倉)





一枚目の写真は、昨年11月、標茶町虹別での展示の様子。
写真に写っていませんが他にも沢山の色の毛糸を並べました。

二枚目の写真は、昨年12月、中標津東一条ギャラリーでの展示の様子。
毛糸の上に写っているのは、手編みの作品、手作りのステンドグラスのランプ
絵画作品も壁に並んでいたり...とてもあたたかい展示でした。


2018年1月9日火曜日

今日は、手織教室の新規生徒さん募集のお知らせです。

工房で月二回開催している教室です。
今年から、工房での開催日が増えました。
それに伴い、水曜日の午前クラス席に余裕ができましたので、
受講される方を一名、募集します。

開催日:毎月第2・4水曜日(月2回)AM10時〜12時
お月謝:三ヶ月分前納制/13000円 入会金は必要ありません
場 所:釧路市新富町(駐車場有り)釧路駅北側から徒歩8分

入会時に、専用の卓上織機(約2万円)と、
本(約2500円)、糸などを購入していただく事になります。
購入までの間、織機のレンタルも可能です。

(写真↓この様な感じの、持ち運びの出来る織機です)


卓上の織機を使って、マフラーやストール、
テーブルセンター、コースター、タペストリー、バッグ...など
暮らしの中で使える手織の作品作りをしています。
初心者(織機を触った事が無い)の方、手芸や手仕事をされた事が無い方にも
少人数で、各自のペースに合わせてお教えしています。
事前の教室見学も可能です。
お申し込み、詳細は下記までお問い合わせください。
お問い合わせ:(米倉)0154-24-0733



こちらの写真↑は、昨年12月に中標津の東一条ギャラリーで
ワークショップを開催した時の様子です。
卓上織機ではなく、小さな木枠を使って模様を織っているところです。
可愛いコースターになりました。
みなさん、講習後、自宅でも自力で何枚も織ってくださったようです。
原始的な必要最低限の道具を使って織ったので、
織物の仕組みが解っていただけたのではないかな?と思います。

教室では卓上織機を使いますが、たまにこんな木枠を使ったり
羊毛を紡いで糸を作ってみたり。
ご自身やご家族の方が身につけられるもの、部屋に飾ったり
生活の中で使うものなど...色々と愉しんで制作しています。

この木枠を使った織りの一日ワークショップも
また機会があれば開催しようと思っています。
ご希望が有りましたら、お知らせください。

2018年1月8日月曜日


今年もまた、制作の事、それ以外の音楽や読書、美術の事、日々の事
何でも気ままに綴って行きたいと思います。
よろしければ、おつきあいくださいね。

今日まで祝日も重なり、なんとなく冬休み気分が抜けない感が...。
夜は早めに仕事を切り上げ、家事を済ませ、
普段余り聴かない(CDやDVDを持っていない)アーティストのライブなどを
YOUTUBE動画で見て、寝るまでの時間まったり過ごしていました。
ちなみに昨日は何故か、クラプトンとか、笑。
(写真は92年、今より少し若い頃のメガネが可愛いクラプトン)

以前はPCとアンプを繋いでいましたが、今はiphoneを使って
映像はテレビの大きな画面で、音は外部スピーカーから良い音で。
凄い時代です。女性は電気や機械が苦手な人が多いので(自分も含め)
どんどん新しくなるシステムを理解するのが大変です...。
そのうちNAS(Network Attached Strage)も導入したいのですが...。

年末には、曜日感覚が無くなってしまい、毎週土曜日楽しみにしているラジオ番組を
(ウィークエンドサンシャインと、世界の快適音楽セレクションの年末特番)
聴き忘れてしまったのですが、Nさんが録音していたからと
USBメモリを貸してくださった!(ありがとう)
これもPCではなく、オーディオにUSB端子が有るので良い音で聴けました。
まだウィークエンドサンシャインしか聴いていませんが
この回も色々面白い曲、良い曲、久しぶりに聴く曲がかかりました。



One more heartache
The Butterfield Blues Band



この曲を初めて聴いたのは、Rockats のバージョン。
たぶん80年代終わり頃です。



マービン・ゲイがMotown RecordsのTamlaレーベルで録音した
1966年のThe Miraclesのシングル。...と言う様な事が、
wiki と手元の資料にありました。

元は、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ
モータウンのソウルフルな曲だった。

原曲より、カバーを先に聴いてることよく有ります。
子供の頃の私は、ビートルズの曲は全部、オリジナルだと思ってたのだから!笑

同じ曲でもそれぞれのアーティストによってアレンジが違うのは楽しい。
誰のどの曲を選曲してどうアレンジしているのか?!は、
そのバンドやアーティストのセンス(格好良いかどうか)の判断材料だったり!笑

ところで...クラプトンのCDって全然持ってないのですが、
ライブ映像を見ていたら彼のオリジナル曲、私でも知っている曲が沢山。
メジャーって事は凄いですね。(今更...)

さぁ、明日からは通常モードですね!


2018年1月4日木曜日


2018年、はじまりました。
穏やかな年でありますように。

さて、今年はどんな風に進んで行きましょうか。

年末年始の間に、現代工芸についての本を一冊読みました。
そこには、いつも自分が考えている事、感じている事が書かれていました。

工業、工芸、美術...各々の境界線が曖昧化していく中、
自分が関わっている手仕事のもの、そして手仕事そのもの、は
現行の社会システムと対立、消滅傾向であること...。
それは普段、痛感しています。残念なことですが。

作る側も使う(買う)側も、どの様な意識を持って、と言うか
しっかり自分達の生活を考えて、暮らさなくてはいけないのですが...
そんな事を考える人が減っているから、手仕事に関する事も軽視され減って行く
という事なのでしょうね...残念ながら〜。
(あー、なんか前にも同じ様な事書いた気がします...苦笑、が...続けます)

メディアに紹介される事を目標に作ったり、そういうものを買い求めたり、
(メディア受けするシンプルな”見かけ”の暮らし方や作品・もの)というのではなく
手の痕跡を残した、使用価値重視の(美しく、長く使って愉しめる、心が安らぐもの)
しっかりとしたもの作りをして(教室等でお伝えする事も然り)
その様なものを求める方達へ、お届けする事ができたらいいな。
変わらずに日々こつこつ作り続けていくこと。
そして、お伝えしたりできる場や機会を小さくても持てたらいいな 、等等...
一冊の本を読みながら改めて考えていました。

そんな訳で!?いつも同じ様な事書いてますが...^^;)
今年もどうぞよろしくお願いいたします。