2019年1月17日木曜日


ご挨拶が遅くなりましたが...2019年もどうぞよろしくお願い致します。
今年も相変わらずの、のんびり更新になるかと思いますが
お付き合いいただけたらと思います。

さて...年末に全道ニュースでも紹介された
釧路市立博物館 企画展「イピシシプのある生活」展の関連イベント
「イラクサ糸(カエカ)と木枠の手織」講座のご報告を少し。

年明け1月13日に開催され、参加者・見学者合わせて30名以上の
皆様にご参加いただき、大盛況!とても充実した一日となりました。
ありがとうございました。


博物館の講堂に準備された、ムカゴイラクサ、エゾイラクサの茎からそれぞれ
実際に繊維を取り出して糸に撚る作業を、講師の日川さんと共に二時間行いました。
その後は織木枠を使って、実際に作った糸や様々な植物の繊維や糸を織り込み
二時間かけて、小さな壁掛けを作りました。

(写真クリックで拡大できます)

関心を持ってもらえるのだろうか?と、始まるまで少し不安でしたが
新聞各社の取材・掲載、ニュースに取り上げられたり、
標津町をはじめ、遠くから参加してくださった方もあり、
多くの方が関心を寄せてくださっている事が解りました。

申し込みに漏れてしまった方や、
遠くて参加出来ない〜との声もありましたので
今年は、別の場所でも織り関連の講座をできたら!と考えています。
また、人数が集まれば、出張講座も可能かと思いますので
ご希望がありましたらお声かけください。

なお、釧路市立博物館 企画展「イピシシプのある生活」展は
今週末(1月20日)までの開催となっております。
会場では「腰機」という織機を展示しています。(手作りの道具です!)
この織り道具を使って、織り体験もできますので
是非実際に触れて動かしてみてください。(職員にお声かけください)