2018年10月4日木曜日


10月になりました。
個展までもう少しです!

作品の方は無事なんとか!作り終えて、こまごまとした準備をしています。
ほんとはもう少し作りたい気もするのですが…。
バッグのキャプション(ネームタグ)も作りました。
今回、作品に名前をひとつずつつけてみました。
タグも一つずつ手作り。

DMにもバッグ名を全て載せましたが
「Cloud」は → 雲 とか、「Wave」は → 波 とか…
普通にこの辺りは解ると思うのですが。

「Scarpa」「Peano」「French window」「Euclid」…
何ですかそれ??って名前も色々あります。
誰か、解ってくれる人が居たら嬉しいな!

ちなみにDM写真に使われているバッグは「Archi」と「ヘリンボ」。

アーキ(Archi) は、アーキテクト(architect)とか、アーキテクチャ(Architecture)を
勝手に略してみたもので、建築者とか建築物と言う意味。
建物、ビルの側面の様な奥行きを感じる立体的なデザインです。

ヘリンボは、ヘリンボーン(herringbone)という織り模様の名前を
こちらも勝手に略して命名。
開きにした魚の骨に似た形状から、ニシン(herring)の骨(bone)という意味。
日本では杉綾模様と呼びますので、杉の木にも見えてくるデザインです。
そんな、織り模様に使われるデザインをステッチしてみました。

現代美術、哲学、幾何学、自然...色々なもののカタチからヒントを得て
名前とデザインを考えるのは面白かったです(難しくもあったけれど)。
名前が先だったり、ステッチのデザインが先で名前は後で考えついたり。

バッグの展示というと、女性の人しか見て貰えない感じがするのですが
本当は男女問わずに、バッグとしてだけではなく、
デザイン物(ぶつ)として、アート作品のような感じで
ステッチやピースのデザインを見てもらえたら嬉しいのですが…。

現代美術や建築、哲学、自然...色んなモノのカタチからのイメージや想像で
名前をつけましたが、名前にとらわれずに見たり、見る人によってそれぞれ
違うカタチにも見えてくるデザイン(カタチ)である、というところも
また楽しいかなぁ〜と思いながら考えて作りました。

連続する技法(ステッチ、ピースの繋ぎ合わせ)を使って
連続するデザイン(模様)モチーフをグラフィカルに。




(DM画像、クリックで拡大します)


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