2018年7月10日火曜日


薄物のストール。
こちらは、極細のオーガニックコットン糸と
極細単糸のリネン糸を使って織りました。
リネンは張りがあり、オーガニックコットンは張りが無く柔らかい。
この組み合わせ独特の風合い。

大人し目なデザインで、ボーダーもそれ程目立つ色ではないので
定番的にお洋服とコーディネイトして使っていただけるのではないかな?と。

どちらの糸もそれぞれ扱いが難しい。(作る際)
糸も細いし、張りがあったり、こしが無かったり。
でも、いい感じの風合い。
いい感じの風合いのものはイコール扱いは難しいって事が多い。
それでも、いい感じと思える布を作りたいのだから
そこを省略する事はできない。当たり前ですが…。
(時間を掛けたもの全てが良いと言う訳でもないが)
少しでも扱い易くする方法や手順、
上手く思い通り仕上げられる様にと、あれこれ模索したりしながら。
無駄な時間や手間を省き、効率良くする事も考えつつ
でも手は抜かず。

以前にも同じ物を織ったのですが、このカーキの糸はもう生産されていない様子。
気に入っていた糸がどんどん消えて行きます。


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