2018年5月11日金曜日


 少し前、一人ハンガリー祭?!してました。
(と言っても、曲を聴くだけですが)
パブロ・デ・サラサーテのチゴイネルワイゼン (Zigeunerweisen) 、
フランツ・リストのハンガリー狂詩曲 (Hungarian Rhapsodies)、 etc...

Sarasate の Zigeunerweisen (Gypsy Airs)、子供の頃から好きな曲です。
思い立って YOUTUBE であれこれと
色々なヴァイオリニストの演奏を聞き比べしていました。
聞き比べ始めると止まらなくなってしまう!
音楽に関してはもう本当に呆れるのを通り越す位
気に入ったものは何度も何度も繰り返し聴いても全く以て平気。
と言うか、聞かずにいられない。
自分でもどうにかしているんじゃないの?って思う程。
(これは隔世遺伝なので、もう...やめられない止まらない?しようがない、笑)

同じ曲の聞き比べは、奏者も楽器も一人ずつ違うのですから
聞こえて来る音色は勿論それぞれ異なります。
以前は家に有るレコードやCDでしか、なかなか聞く機会がありませんでしたが
今はYOUTUBEで色々なアーティストの演奏を楽しめるようになって本当に嬉しい。
(欲しいCD全部は到底買えそうにないですから)
録音状態の善し悪しはありますが、それとは別で
ツィゴイネルワイゼンを聞き比べて改めて思ったのは
機種の違いや技術力、奏者の人柄...これら以外の特徴、
「お国柄、時代」も反映している様に感じるなぁという事。

ともかく、映像を見ながら聴けるのって◎。
どんな人がどんな場所でどう演奏してるか、音以外の情報も解るので。

そしてやっぱりイージーリスニングとクラシックは違うって事(全然別物)。
当たり前ですが…。

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覚え書きとして、ド素人也に好きなものを一言メモしておきます。

Itzhak Perlman 
完璧、お手本通りだな〜

Yasha Heifetz 
ロシアらしい、かっちりしてる(そこがまた良い)

Alfred Campoli 
イタリアの古い民衆音楽の音を思わせる。粘りの有る音、高音は女性の声の様

Ion Voicu
さすがルーマニア、早弾き滑らか(ロマ曲の演奏も凄い)

Leonid Kogan
澄んだ音(ちょっと怖そうな^^;外見とは違う印象!の、澄んだ音

David Oistrakh
ビブラートが特徴的

Vadim Brodsky
迫力ある(けどアレンジが時々微妙かもー、クラシック以外も演奏してるからかな?)

Ivry Gitlis
表情付けが個性的、人間味ある(好き嫌い別れそうですが、私は好き)

Roby Lakatos(番外編)
クラシックの人ではないけど Zigeunerweisen なので。ヤーノシュ・ビハリの直系の末裔
(この人見ると、ぴんから兄弟の、宮 史郎とハクション大魔王、思い出すんですが…^^;
 葉加瀬太郎さんにも似てる?)

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ハイフェッツ、カンポリ、イヴリーギトリス、が
それぞれの「らしさ」が聞けて、ベスト3かな〜?。
オマケ!?のラカトシュもたまにはいいです。



現在も96歳!で現役のイヴリーギトリスさん。(これは今よりお若い頃の映像)
夕暮れ時、鐘の音が響く石造りの街角なのでしょうか?
こういうシチュエーションで生演奏、良いなぁ、羨ましく思います…。

...Zigeunerweisen、哀愁があってテンポも技法も色々、
ヴァイオリンの様々な音色表現が多彩に愉しめて、改めて...いいなぁ。
(ド素人な感想ですみません〜〜^^;)
他にもクラシック、沢山良い曲&好きな曲有りますので
また聞き比べするつもりです。


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