2016年8月8日月曜日


ハーブ畑に連れて行ってもらいました。
結構な種類の苗があり、花や葉を見比べて彼方行ったり此方行ったり…
面白いカタチの葉や実を見てるうち、どれもこれも欲しくなって困った!

気温の低い地域なので、植物もやはり全体的に
ややコンパクトなサイズに感じました。



畑の横に腰掛けて地面を見ると
そこら中に白樺の葉っぱが落ちていました。
畑の横に白樺と胡桃ともみじと小さな実のついた木があって
お喋りしながら、ひとつ、またひとつ…と
どんどん葉っぱを拾うのに夢中になり(虫に刺されました…)

緑、茶、黄色のグラデーションも、黒くて丸い斑点も、一枚ずつ全部違うし
葉脈や鋸歯(きょし)は、ずっと見ていても飽きない。
人間と同じ。
「人」や「葉」という括りはあっても
全員違う。
みんななんだか愛おしい。
そして時を経て少しずつ変化する…面白い。

畑の向こうに並んでいる大きな木々が
風を受けると揃って銀色の葉裏をちらつかせて
それから時折むっとする夏草の匂いを運んでくるのを
夏っぽいねと言いながら
ぼんやり二人で受け止めていました。
誰も居ない畑での
夏の遅い午後を
こんな風に何とはなしに過ごした事は
案外忘れないかもしれないなぁと思った。

拾い物の葉っぱは、只今、本に挟んで乾燥中。

(Photo by . K)