2019年4月11日木曜日


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みなさまこんにちは。今日は、講座(ワークショップ)のお知らせです。
参加者を募集いたします。
☆ 様々な繊維・糸を、木枠で織る ☆
日時:2019年5月18日(土)13時〜(2時間半程度)
場所:アトリエ ウーヴ 札幌市西区二十四軒(詳細はお申し込みの際にお伝えします)
  (地下鉄東西線 二十四軒駅〜徒歩約2分、近隣に有料パーキング有り)
参加費:3000円(材料費込み)
​講師:米倉麻希(繊維造形家)
講座内容
小さな木枠にたて糸を張り、よこ糸に様々な繊維・糸を織り込んでいきます。
(使う素材は、麻、羊毛、綿、絹などなど...様々な自然の素材です)
完成した作品は木枠のまま飾ることができます。
(木枠はハガキ程のサイズで、お持ち帰りいただけます)
様々な植物などから作られた糸を使って
それぞれの繊維の持つ質感や色などの違いを知ることができます。
また、四角い単純な道具(木枠)を使って織ることで、織や布の仕組みも解ります。
趣旨
私達は普段、多くの布製品に囲まれて過ごしています。
衣服だけではなく、生活のあらゆる場面の中で沢山使われ、
無くてはならないのが布です。
(特に冬の長い北海道では、布の果たす役割は大きいですね!)
でも...既製品の布は、お金を出して何の気無しに買っていて
実際、布がどの様な材料から、どの様な経緯を辿って作られているのか?など
普段取りたてて考える事は少ない様に思います。
身の回りに沢山有る布が、どうやって織られ布になっているのか?
そして、糸や布となる自然の素材(植物や動物の繊維)には
どの様な種類の違いや特徴が有るのか?色、質感、保温性、抗菌性...など、
改めて見たり・実際に手で触れたり・織ったりする事で
何か感じたり考えるきっかけとなりましたら嬉しいです。是非ご参加ください。
(手先を使った少し細かい作業となります。織の経験、未経験は問いません)
お申し込み方法
お名前、参加人数、ご連絡先をお知らせください。
材料準備等の都合上、キャンセルは出来る限りされないようお願いします。
ご質問などございましたらメール、お電話でお問い合わせください。
定員になり次第締め切ります。

Tel:0154-24-0733(米倉)
企画の経緯
今年1月、釧路市立博物館 企画展
「アイヌとイラクサとのかかわり・イピシシプのある生活」(イピシシプ=イラクサ繊維)
そして連動企画「イラクサ糸カエカ作りと木枠の手織講座」が開催され
「木枠の手織講座」の講師を担当させていただきました。
イラクサという植物から繊維を取り出し糸にし、
イラクサをはじめ様々な繊維や糸を使って小さな布を織る木枠の手織講座は、
予想以上に多くのお申し込み、お問い合わせをいただきました。
身近に有る自然の素材(繊維)から、どの様に糸そして布が作られるのか?という事に
興味関心をお持ちの方が案外多くいらっしゃるのだと感じました。
(今回はイラクサに特化した内容ではありません、また「イラクサ繊維で糸作り」は含まれません)
私達、北海道人の暮らしには欠かせない羊毛(ウール)をはじめ、
絹、麻、綿など自然の繊維を使い、木枠で小さな布を織ると言う部分だけでは
ありますが、手仕事やお話の機会を設けて、皆さんに、糸や布の事に
関心を寄せていただけたら...という思いで、企画に至りました。

企画:米倉麻希&アトリエ ウーヴ

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