2018年12月22日土曜日


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以前にもお知らせしました、釧路市立博物館での企画展
「イピシシプのある生活、アイヌとイラクサとのかかわり展」始まっています。
年明け1月13日開催予定の講座申し込み受付は終了しました。
沢山のお申し込みありがとうございます。(見学も受付終了)

イピシシプとは、イラクサという植物を指すアイヌ民族の方言のひとつです。
このイラクサという植物とアイヌの人々の関わりについて
多方面から知っていただける展示、講座となっていると思います。
・どんな植物なのか?
・どの様に利用されていたのか?
・実際の生活道具としてのイラクサの展示
・様々な植物繊維を使った講座

アイヌ民族の手織りと言うとオヒョウなどの木の内皮の繊維を織った
「アットゥシ織」を思い浮かべると思います。
イラクサは地味で、これまで余り皆さんに知って貰える機会が
無かったと思うのですが…イラクサの繊維を撚った糸で織り仕立てた衣服
(仕上がりが白いところからテタラペ 白いものと呼ばれるもの / サハリン アイヌ)や
トンコリ(楽器)の弦、生活道具の紐等として使われていました。
これらの衣服や道具の展示も勿論ご覧いただけます。

イラクサをはじめ、様々な植物繊維と暮らしとの関わりについて
関心を持っていただけたらいいな、との思いで企画展と講座の開催に至りました。
皆さんにご覧いただけると嬉しいです。

昨日の道内ニュースでも展示の事が紹介・放送されました。
以下のアドレスよりご覧になれます↓


イラクサを活用 アイヌ文化展 | NHKニュース

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