2018年6月3日日曜日


ずっとずっと前に見た一枚。
その当時は、誰が撮った写真なのかも解らなくて
後になって知ったのですが...。
Paul Strand...、Walker Evans 以前の人。

写真として、芸術写真・絵画主義・pictorialismとか
写実主義・realism、ドキュメンタリ、Straight Photography 
云々(方向性とか)は別として...
もの作りをしている者として、共感する部分が有り
上手い(良い)表現だなと思った、彼の言葉を載せておきます。

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ポール・ストランドのことば

アートの材料は自分のなかにあるのではなく、想像力の産物でもない。
それはアーティストの周囲の世界にあるのだ。

ピカソやセザンヌ、ヴァン・ゴッホの絵に生命を与える要素は、
画家と現実世界の間の関係性である。

アート作品が現実世界のなかで新たな生き生きとした力となり、
人間の経験を広げたり別の形に変化させることができるかどうかは、
アーティストがこの世界をどう見て、
それをアートとしてどのように翻訳したかにかかっている。

アーティストの世界は無限だ。
アーティストは自分の近所だろうが遥か遠くだろうが
どこにでも世界を見つけられる。
世界は常にアーティストのそばにある。



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2 件のコメント:

yamazaki さんのコメント...

とても良い表現ですねー ^ ^
アートはアーティストの周囲の世界にある...

この写真、とても良い写真

十月のノオト さんのコメント...

解り易くて良い表現ですよね。

自分の表現が、共感して貰える様に翻訳できるかは難しいけれど。
そこが、作る意味なのでしょうね。

この写真も素敵でしょ^^)