2015年9月5日土曜日

ブックフェス・ミセナカ書店の紹介が終わったので
今日は、企画展「おとなの絵本とクラフト展」の
絵本について、少し書きたいと思います。

どんな本が並ぶのか!?それは見てからのお楽しみ、なのでありますが。
今回の企画展では、釧路の方はご存知と思いますが
市内に有る絵本店 プー横丁 店主の千恵さんに、
大人向け(大人でも楽しめる本)でセレクトしてもらいます。

それと、私からのリクエストでも色々仕入れてもらいました。
その中からちょっとだけご紹介、
今年は「長くつ下のピッピ」生誕70周年という事で
スウェーデンの児童文学を少しご紹介出来たらと思い
アストリッド・リンドグレーン、そしてエルサ・ベスコフの
絵本や読み物のコーナーを作って並べる予定です。

大きな書店のように沢山!とはいきませんが
他にも、写真絵本(写真に言葉を添えた本)、読み物 etc...
大人が楽しめる、内容・イラスト共に素敵な本、
面白い本をご用意しています。(勿論、子供も楽しめる本もあります)

それから、普通の本屋さんとちょっと違うのは
同じタイトルの本を何冊も平積みするのではなく
もし展示している本を、どなたがか買って下さったら
その後には違う本を並べて行く!という感じに...なる予定!?
これ、アンティークショップや蚤の市で、一点ものとの出会いを
楽しむ時の様な感じ!をイメージしているのですが…どうでしょう(^_^)
(スペースが狭いからそうなった、とも言えるのですが ^^;)

本にはそれぞれ、千恵さんに「ひとことMessage」を
POP書きしてもらったので、選ぶ参考にしていただけたらと思います。

☆企画展「大人の絵本とクラフト展」&「製本ワークショップ」
2015.9.12 ~ 14 10:00am ~ 16:00pm (workshop 9/15)
十月のノオト 釧路市新富町11−14 (01054)24-0733



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今回の企画、随分前から千恵さんと少しずつ考えていました。
普段は絵本と接する機会の無い人に絵本を見てもらえたら。
読むだけではなく、色々なタイプの絵(イラスト)が見られる絵本で
絵を好きになってもらえたら。
絵本屋さんじゃない場所で展示をしたら
そんな方達にも見に来ていただけるのでは?と。

大人が本を読まない(見ない)と、家に本が無いので、
子供も本に接する機会が減り本を読まない…
という、悪循環があるようです。

便利で簡単なのは、良い事でもある反面、
暮らしの中や仕事をする上で、
自分の力で考えたり想像したり工夫したり...
だんだんそういう事をしなくなっている
原因の一つでもある様な気がします。
まず大人が本を読まなくてはいけないのかも、と。
そしてただ読むのではなく、良い本と出会う事
読んで見て考える、想像するという事が大切なのではと。

誰かと繋がる時間も大切ですが
一人で考える時間というのも大切。
一人で過ごす時間や本を読む時間があるからこそ、
改めて、本当の意味での人との繋がりの大切さ、というのも
感じられるのではないかしら?と思ったりもします。

そして読書だけではなく、何かを創りだすという事にしても
同様の事が言えるのでは、と。
この事を書くと長くなりそうなので、またいつか...。

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最後に、プー横丁さんのプロフィール

☆おとなとこどものプ-横丁
本好きが高じてなってしまった絵本と童話の店。
読み聞かせが好きで小さい人が来てくれたら読まずにいられない。
その為か個人の文庫か私設の図書館みたいな所、と
勘違いされる時もあるが、れっきとした読み・売り本屋です。

釧路市愛国東4-2-4(定休日:毎週 水曜日)
0154-36-5298 ehon43-43@cotton.ocn.ne.jp

何が届くかわからない店主が選ぶ定期便が人気です。
* 対象は赤ちゃんから大人まで、一人ずつに選びます。
* 兄弟姉妹に月替わりで順番にお届けも出来ます。
  (お父さん・お母さんも順繰りのお宅もあります)
* お支払いは後払い、郵便振替の用紙を同封します。

・ 電車や地下鉄に乗るより安いということで、札幌や
  東京・大阪にもお送りしてご好評いただいています。
・ 10年以上お届けしているお宅も少なくありません。
・ いつでも始められていつでも止められます。
     
道東の四季の空気も一緒にお届け出来たらいいなと思ってますので、
どうぞご利用ください。