2016年5月16日月曜日


今日は作品展に梱包する前に一枚、作品を紹介します。
網代織りの織布です。(包み布と呼んでいますが)

網代(あじろ)とは、葦、竹、杉などの薄板などを、
斜めまたは縦横に組んで、手織り風に編んだもので
茶室などの天井に用いられたりします。

網代にも色々な種類(編み方)があるのですが…

材料を斜めに編む矢羽根網代の竹かご(お弁当箱)を
白地に水色の糸で市松網代の柄に織った
涼しげな亜麻の織布で包むなんていうのはどうでしょう。

リネンクロスなんて呼ぶと、全然、日本らしくないのですが
こんな感じも好きなのです。
水色の経糸と緯糸が交差した所が網代に編んだ様な柄になっています。

本当は、「四崩し縞」って呼ぶんだと思うのですが...
今は網代柄(織り)と言う呼び名で多く呼ばれています。
アメリカだと、ログキャビンと言うのかなと思います。

ベースは真っ白ではなく少し生成りになるよう、
二種類の糸を混ぜて織っています。

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2016年5月13日金曜日


日々食べる物も私の創るものも暮らすところも
特別なものを作るのではない。
できるだけシンプルに。
基本通り作ってみたら
今度は少しずつ試作やアレンジしてみる。
ほんの少しずつ自分にしか分からない
車のマイナーチェンジみたいに。
自分の暮らしに合ったものを。

・・・
例えば…布を創るのも、料理するのも、
部屋をどう設えるかも、つまりは生活、暮らし方を考えること。
暮らし方を考えるって
「もの」のことだけではなくて
そこで行われる「こと」を考えて行くことだ、と。
広いとか、お洒落とか、可愛いとか
単にそういうことではないということ。
(勿論、美しさというのは前提としてあるものですが)
料理をするのも
布をつくるのも
部屋をしつらえるのも

景色を見るのも
本を読むのも
音楽を聴くのも
語り合ったり、空想に耽るのも…。

どんな暮らしをしたいか
どんな暮らしの場面でどう使いたいか
そこにどんな心地よさが生まれるかだったり。
どう暮らすか(結局はどう生きるかだったり!笑)って
全部が繋がっているんだ…と思う。

・・・
そして
自分にとって「もの」を作ることは
厳密に言うと
そのもの自体ではなく
意匠を凝らすのでもなく
そのものが漂わせる
そのものがある事によるその場の空気感
目には見えないけれど感じる、もの、何か
なのだと言う事。
そこから伝わること
感じるもの
それが何なのか...。

手を動かし
長い時間や記憶を積み重ね
丹念に続けて行く
が、緻密さの要請ではなく
その中だけからしか
感知できない
繊細なもの、真実の
精確な認識、洞察

一見なんてことのない
けど、なんだかいい
と言うのがいい。

その「なんだか」には実は沢山のものが含まれてる。
多弁にならず簡潔に。

・・・
・・・

成功したディテールは装飾ではない
Peter Zumthor

完成は付加すべき何ものもなくなった時ではなく
除去すべき何ものもなくなった時達せられる
Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupéry

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2016年5月10日火曜日


織りを習い始める時、
一番最初に織りたいと思ったのがリネンのキッチンクロスでした。
スウェーデンのリネンのキッチンクロスが載っている本を見て
いきなりこれを織りたい!と。
志は高くとは言え、今思えば、知らないって恐ろしい…。

それから、初めて草木染をする時も、リネンの糸で染める!と。
染まり難いのも知らずに…一人でリネンの糸ばかり注文して染めたのでした。

今となっては笑い話ですが、
当時の本人...至って真剣に思っての事でした。

あれから??年、すっかり忘れていたその頃の事を
最近思い出しまして。じみじみ…。

これまでなんとはなしに、あれこれ織ったり
リネンのクロスも時々織ったりしてきたけれど
巡り巡って、元に戻って来た感が有り。
また、ひょんな事から亜麻について教えていただく機会や
亜麻を介した人との出会いなど、亜麻との不思議な?縁を感じるこの頃。

戻ったと言っても、後退したという事ではなく。
(進歩していない、とも思いたくないのですが、笑)
やっぱり好きな物、自分が惹かれるものは
変わらず、同じなんだと、深く思えた感じで。
自分で自分が解ったと言うか。(今更…)
その再認識には、最初とは違う何か確信のようなものがある感じで。
(言い換えれば、しつこい、とも言える?!)
そうだな...ぐるりと世界を回って帰って来た感じといいますか。
同じ自分だけど、戻ってきて違う自分に逢った様な。
仕舞い込んで忘れていた宝物が突然出てきた時みたいな
嬉しい様な気もするし(^_^)
新たなスタートの様な。
久しぶりにああ!そうだった!と。

他人から見たら、どうって事のない些細な事だし
忘れてしまっていた自分も、どうなんだ…と呆れますが。


そして今回、展示をさせていただく器と雑貨asaさんの名前が
「asa(お店のマークは麻の葉模様)」で
私の名前も「麻(麻希)」が含まれてて
更に作品も「麻(亜麻)」を使っていて
「なんだか麻づくしですねー」とasa店主、塚野さんとお話していて...
それで、DM(展示)のタイトルも、
塚野さんが「麻」と、してくださって。
ちょっと嬉しいです。

※写真↑の洋書が、そのスウェーデンの本

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2016年5月8日日曜日




Nancy Sinatra version is also good but
This, guitar of Bill Frisell is cool.

You only live twice. by 007
人生は二度しか無い(生まれた時と死に直面した時と)「007は二度死ぬ」

You only live once.
人生は一度きり


The butterfly is perfuming its wings, in the scent of the orchid. by Basho
蘭の香やてふの翅にたき物す


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2016年5月3日火曜日



繊細さと

力強さと

純朴さと

静けさと。


深さと

明暗と

複雑と

余白と

nuanceと。


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2016年5月1日日曜日


日曜日のchai

ginger
black pepper
cinnamon
cardamom
cloves
star anise

…& milk
・
・
・
匂い
香り
音
声
気配
温もり

そこにあるものの記憶
私の中に
それは確かに

かたちのないものが
不確かさを含みながらも
私にだけ蘇る


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2016年4月26日火曜日


来月(5月)札幌で作品展します!!

〜『麻』米倉麻希 亜麻の布 〜

場所:「器と雑貨asa」
会期:5月23日〜28日 11時〜17時(24、27日は18時まで)
add: 札幌市中央区大通西8丁目2−39北大通ビル11階
tel: 011-206-6975

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リネン(亜麻)で織った作品を中心に展示販売します。
ストール、テーブル周りの布(キッチンクロス類)です。

私の作品以外にも、イラストレーター・ユニットMoles in Holesさんの小物、
そして美味しい焼き菓子や珈琲も並ぶ予定です。
是非、見にいらしてください。

6月にも札幌で展示予定がありますので、
また後日お知らせします。


2016年4月25日月曜日




中標津の佐伯牧場敷地内に有る
「レストラン牧舎、荒川版画美術館」など
4月26日〜今シーズンもオープンします。

週末は、レストラン店内やクラフトコーナーの
ディスプレイ準備に行ってきました。
みなさん遊びにいらしてください!

レストラン牧舎
標津郡中標津町字俣落2000-2 TEL:0153-73-7151
営業時間:10時〜17時 定休日:木曜日

[牧舎クラフトコーナー](敬称略、順不同)
佐伯雅視(木・鉄)
細見浩(版画)
藤田直平(陶芸)
平山寛(段ボールアート)
宮島義清(彫刻)
浅沼久美子(ステンドグラス)
富田美穂(版画・絵画)
福田元美(イラスト)
米倉麻希(染織)

https://www.facebook.com/牧舎-1433437030295267/?pnref=story
http://saeki-farm.sakura.ne.jp

2016年4月23日土曜日


昨夜、Kitty, Daisy & Lewis のライナーノーツを何気に読み返す。
高田漣さんが書かれたものであった。
そして、今日出かけた所で高田漣さんが歌う
「高田渡を歌う・コーヒーブルース」が流れていた。
しかも...夜はラジオ番組に高田蓮さんが!笑

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new HP >>http://attic4.wix.com/10note

2016年4月18日月曜日


今日の夕食のお供。(覚え書きとして)

小津安二郎と小津組、そして志賀直哉に里見弴
槇山次郎(京都大学教授、古生物学者)ナウマンゾウと忠類
ハインリッヒ・エドムント・ナウマン
谷崎潤一郎の墓石と「寂」
九鬼周造「いきの構造」と九鬼 嘉隆(海賊大名)と岡倉覚三
京都

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